Linux World Expo/Tokyo 2006 見学報告

「日本の組み込み情報」編集部
(2006/6/15)

 2006年5月31日〜6月2日に東京ビッグサイトにて開催されたLinux World Expo/Tokyo 2006 を見学してきました。ここでは、いくつかのブースについて報告します。

(株)アックス

写真  axlinux、axlinux/雷神、式神の展示説明およびデモンストレーションを行っていました。
 また、役員および社員の方々が執筆された同人誌も配布していました。

(株)イーエルティ

 ワークショップでのプレゼンテーションとともに、組み込みLinuxトレーニングコースのテキストを展示していました。内容の方もLinuxカーネルバージョン2.6にすでに対応しており、今後もコースを拡充していくとのことです。

トライピークス(株)

写真 組み込みLinuxメーリングリストでも話題になっている、TP InstantBoot version 1.0のデモンストレーションを行っていました。
写真  SEMC5701(CPU:NECエレクトロニクス製VR5701)という評価ボード上で、通常のブートでは約6秒かかるところが、TP InstantBootを使用するとなんと約1.2秒に短縮するとのことですから、驚きです。まさに、ブート革命です。
写真  画面左側の通常のブートでは、VR5701の内部カウンタの値は10417164ですが、画面右側のTP InstantBootを使用したブートでは、2151064になっています。なんと一桁少なくなっています。

NECエレクトロニクス(株)

写真  エンタープライズ系の展示の隅っこで、組み込みLinuxに関する展示が行われていました。
 左の写真は、platform Oviaでサポートされている評価ボードとのことです。NECエレクトロニクスで検証したソリューションをplatform Oviaとして顧客に提供しているとのことです。どのようなソリューションを用意しているのか尋ねたところ、現在でもすでにアプリックス社やアクセス社と提携しているが、今後も提携先(ミドルウェアなど)を増やしていくとのことです。
 しかしながら、今後の詳細についてはまだ言えず、2006年6月28日〜30日に東京ビッグサイトで開催されるESECで発表するとのことですので楽しみにしておきましょう。
写真  タッチパネルを使ったシステム構築の例として、在庫管理やビデオ表示などのデモンストレーションを行っていました。

(株)フォスターネット

写真 かわいいメイドさんもいらっしゃいました。
注:組み込みLinuxとは関係ありません。

おわりに

 最終日の午後に訪れたのですが、残念ながら、組み込みLinuxに関する展示も少なく、今回のLinux World/Expoはいまいち盛り上がりに欠けていたように思いました。はたして来年も開催されるのかは疑問です。

編集部より

「日本の組み込み情報」では、組み込みメーリングリストを運営しており、2006/6/15現在、組み込みLinuxメーリングリストには224名の方が参加されていらっしゃいます。まだメーリングリスト参加されていらっしゃないかたは、是非ともこの機会にご参加いただけますようお願い申し上げます。

参考ホームページ

 以上簡単ですが、Linux World Expo/Tokyo 2006 の見学報告でした。



お問い合わせは info@embedded.jp まで