ETロボコン2006チャンピオンシップ 見学報告

「日本の組み込み情報」編集部
(2006/11/29)

 2006年11月17日にパシフィコ横浜Aホール特設会場にて開催されたETロボコン2006チャンピオンシップを見学してきました。ここでは、競技内容および結果について報告します。

会場風景

写真  ETロボコン2006チャンピオンシップでは、チャンピオンシップという名の通り2006年7月1〜2日に開催されたETロボコン2006における走行部門から15チームが、同じくモデリング部門5チームが選抜されました。また、推薦枠としてこれらのチームのほかにも、実行委員会推薦による7チーム、自己推薦による3チームが選抜され、計30チームによる熱き戦いが繰り広げられました。
写真  実行委員長の星光行氏による開会の挨拶。
写真  前回に引き続き、本大会でも審判を務める技術委員の西川幸延氏による競技内容の説明。

競技風景

競技内容

 チャンピオンシップでは競技会と異なり出場チームが少ないため、ひとつのコースでインコースとアウトコースを使用し、合計2台のロボットが同時に競技を行います。  そして、アウトコースとインコースを周回したタイムの合計を競います。タイムは走行タイムとボーナスタイムにより決定されます。タイムのより少ないほうが上位になりますが、ボーナスタイムを多く取得した場合は、タイムの合計がマイナスになることもあります。

ビデオ映像

 競技開始直後の4レースのビデオ映像をお届けいたします。
写真 インコース:田町レーシング
アウトコース:なんだいや(仮)

レース開始早々、アウトコースのなんだいや(仮)がスタートすることができず、その間にインコースの田町レーシングがZクランクを難なくクリアし、観客の喝采とともに7.8秒という好タイムでゴールしました。
写真 インコース:猫飯
アウトコース:R2BZ

第2レースでは、インコースの猫飯がアウトコースのR2BZに追突するというハプニングが発生し、猫飯は失格、R2BZは再レースとなりました。
写真 インコース:あまがさきつうしんぶ
アウトコース:ジンジン

第3レースでは、インコースのあまがさきつうしんぶが、ショートカットをねらったものの失敗しあえなくリタイアしました。その後、アウトコースのジンジンもスフィンクスの前で呪いにかかったかのようにリタイアを強いられました。
写真 インコース:かめ1号
アウトコース:StrayCab01

第4レースでは、インコースのかめ1号がZクランクにチャレンジしたもののリタイアしました。一方、アウトコースのStrayCab01は、16.2秒という好タイムでゴールしました。

競技の結果

順位チーム名所属地域合計タイム(秒)1回目2回目
優勝プッシュ☆スタート(株)デンソー ボデー機器技術2部愛知県刈谷市11.923.3-11.4
準優勝田町レーシング(株)オージス総研組み込みソリューション部東京都港区37.67.829.8
第三位ムンムンNECソフトウェア北陸石川県白山市39.224.414.8
特別賞猪名寺駅前徒歩1分三菱電機マイコン機器ソフトウエア(株)兵庫県尼崎市132.8105.027.8
特別賞Realizingオムロン(株)滋賀県草津市138.823.8115.0

おわりに

 今回のチャンピオンシップでは、モデリング部門選抜の3チームが入賞する結果となりましたが、ようやく「良いモデルが良い性能を出す」という結果が出つつあるようです。
 しかしながら、今回もリタイヤが続出し、特にアウトコースとインコースの両方を完走できたチームはわずか6チームでした。もちろん、技術レベルの高い走行にチャレンジして失敗してしまったチームもあるようですが、チャンピオンシップにも関わらず完走率が20%というのは低すぎる気もしました。
 また来年も開催されるようですので、ますますのレベルアップを期待したいと思います。

編集部より

「日本の組み込み情報」では、組み込みメーリングリストを運営しており、2006/11/29現在、組み込み技術者メーリングリストには363名の方が参加されていらっしゃいます。まだメーリングリスト参加されていらっしゃないかたは、是非ともこの機会にご参加いただきETロボコンをはじめとした情報交換や技術交流および積極的な議論に参加いただけますようお願い申し上げます。

参考ホームページ

 以上簡単ですが、ETロボコン2006チャンピオンシップ の見学報告でした。



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